進化心理学が面白いと思ったので勉強開始してみる
先日、自分の観測TL上で話題になっていたこの記事を読んで、頭がクラクラするほど進化心理学面白いなぁと思った。
偶然にも、最近の自分の興味分野が進化論にまつわるものが多くなってきており、この記事を読む前にも進化の本を熱心に読んでいたところ。
図書館で借りたこの進化の本が面白くて、学生時代のように毎日ノートにメモってる。 pic.twitter.com/G6r5D4M1Xl
— kidooom (@kidooom) September 10, 2019
他にも、振り返ってみたら自分の興味対象の多くが進化論にリンクしていたことに気づき、その強力さを感じる。
進化的な組織づくり
メルカリCTO名村が目指す「統率のとれた有機的な組織」とは? Developers Summit 2019 Summerレポート | mercan (メルカン)
名村:階層型組織を否定するつもりはなく、ただ、全体の方向性のみトップダウンで伝えつつ、そのほかの意思決定をボトムアップでかき集め、最終的にいいプロダクトづくりにつなげたい意図があります。そもそも人間に限らず、あらゆる生物が生存競争のなかでトライアンドエラーをくり返し、進化し続けてきました。メルカリも、統率がとれた方向性のなかでメンバーそれぞれの考えを尊重し、自由に挑める組織を目指しているのです。そして、いろいろなところで想像を越えるような進化が起こることに期待したいと思っています。
名村さんはとても尊敬しているエンジニアで、その組織づくりの中で進化的アーキテクチャを採用していることは、この記事を読んだときからずっと印象に残っていた。
そしてソフトウェアエンジニアリングの世界でも、どんどん進化論を取り入れた考えが広まりつつあるのが観測できている。
「進化的アーキテクチャ ―絶え間ない変化を支える 」は今度読もうと思ってる。
また、最近よく聞くようになったティール組織も進化をベースにした組織作りとも言えそう
観た。次のステージの組織良いなと思った。 / “Reinventing Organizations” (3 users) https://t.co/CGHmbV0nQV
— kidooom (@kidooom) September 15, 2019
進化的アルゴリズム
人工知能(AI)の分野では、「遺伝的アルゴリズム」や「進化的プログラミング」など、進化の仕組みに着想した考え方が当たり前となってきている。
そしてそれらは非常に強力なアルゴリズムになっていることから、進化論の強さもまたここで確認できる。
パレオダイエット
自分が半年前から実施しているパレオダイエットも進化論をベースにした食事法。
最近読んだ・読んでる本
最近興味の対象になってる本も、進化論に関するものが結構多かったことに気づく。
利己的な遺伝子は40年前の本だけど、めっちゃ面白いなぁと思いながら読んでた。
まとめ
というわけで色々こじつけてみたけれど、今後しばらく進化心理学の勉強を深めていきたいなと思った。
ただ、こじつけようと思えばいくらでもこじつけられる汎用性も感じているので、下記ツイートにあるように距離感は気をつけておきたい。
進化心理学は自説のチェリーピッキング用のサクランボ畑にしやすい。なるべくそれはしたくないので距離感は意識しておこう。
— ぴこ (@chomiee_c) 2019年9月15日
まずは入門として、おすすめされている以下の本を買ったので読み進めていく。
そしてゲーム開発の世界にこの分野の知見を活かしていきたい。
進化心理学、ゲーム開発にめっちゃ応用出来そうな気がするので、かなりモチベーション湧いてきてる。
— kidooom (@kidooom) 2019年9月13日