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若さのマスターホルモン、ヒト成長ホルモンについて

革命アンチエイジング」を読んでみたら、知らないことが多くとても面白かった。

特に、内分泌系から産生されるヒト成長ホルモンがとても重要であることを知らなかったのでメモっておく。

ヒト成長ホルモンとは

アンチエイジングの本で紹介されているだけあって、老化に大きく関係しているホルモンで、「若さのマスターホルモン」とも呼ばれている。

骨や筋肉の成長に関わっていて、幼児期に骨細胞の分裂・増殖を促し骨を伸張させたり、特定のアミノ酸の取り込みを促しタンパク質合成を促進する。

また、成長だけでなく代謝にも関わっていて、下記の作用がある。

  • 代謝促進

    • 炭水化物、タンパク質、脂質の代謝を促進する。
  • 血糖値上昇

    • 肝臓でのグリコーゲン分解を促し、また抗インスリン作用(インスリンを抑制し、血糖値を上昇させる)を持つため、血糖値を一定に保つ。
  • 恒常性の維持

    • カルシウム濃度などを一定に保ち、体内の恒常性を維持する。
  • 体脂肪動員の促進

    • エネルギー不足の状態の時、脂肪組織から遊離脂肪酸の形で放出させる。

こちらのサイトがとても分かりやすく書いている。

ghw.pfizer.co.jp

あと、wikipedia

ja.wikipedia.org

年齢で分泌量が変わる

思春期の頃が分泌のピークになっていて、20歳を超えた頃から急激に下がり始める。

30~40歳台ではピークの50%程度に、60歳では30%程度にまで下がる。

つまり、年をとるにつれて体の成長が止まり、代謝が悪くなって病気や肥満になりやすいのは、ホルモン分泌量が減ることによる老化が原因の1つとも言える。

どうやって作られるか

ヒト成長ホルモンは脳の下垂体から分泌されて、肝臓で成長因子へと変換される。

分泌されるのは、主に睡眠時と運動時で、睡眠は入眠後の2〜3時間に分泌が集中しており、運動は高強度のトレーニング時に多く分泌される。

睡眠と運動がただ単に健康に良いだけじゃなく、老化対策にも重要ということがよく分かる。

kidooom.hatenadiary.jp

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外部からの投与

年をとったらもうヒト成長ホルモンが分泌されなくなったら終わりかと思ってしまうけど、皮下注射などで外部から取得することはできる。

ただし、結構高いし、注射なので怖い。

まあ、今のところは、将来お金に余裕ができたら考えてみてもいいのかなぁと思う程度。

まとめ

まだ自分は30歳台だから老化もそんなに進んでないだろうという甘い考えがあったが、実は既に老化は始まっていると知れて良かった。

運動と睡眠からしっかりヒト成長ホルモンを産生されるように気をつけようと思った。