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透析治療のことを想像するだけでとても辛いので糖尿病にかかるリスクはなんとしてでも下げていきたい

アリス博士の人体メディカルツアー―早死にしないための解剖学入門

前回、眼についての記事を書いた本。

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2周目を読んで理解が深まったので、重要だと感じた部分をつまみ食いでメモ書きする。

膵臓

すいぞう

今まで自分はほとんど興味無い器官だったけれど、実は地味に重要な器官。

主な役割は、「ホルモンを血液に分泌する」のと「膵液を腸に分泌する」の2つ。

ここで分泌される主なホルモンはインスリングルカゴンという重要なホルモン。

インスリンとグルカゴンを分泌することで、血中の血糖値を限られた範囲内に収まるように調整している。

血中の血糖値が高すぎると血管の内壁がダメージを受けるし、血糖値が低すぎると脳がエネルギー不足になるので、バランスが大事。

糖尿病

現代人の発症率が高くなっている重病の1つに、糖尿病がある。

糖尿病には、1型糖尿病2型糖尿病の2種があって、2型糖尿病が現代病として発症が増えている(1型糖尿病は遺伝的要因が強いと言われている)。

糖尿病の最大の問題は、上で挙げた膵臓が分泌するインスリンへの抵抗性ができてしまうこと、もしくはインスリンが十分に分泌されないこと。

これにより、血糖値が高くなりすぎることがあり全身に様々な悪影響が起きてしまう。

その中のシナリオでも個人的にかなり辛いと思うのが人工透析で、糖尿病から派生しやすい腎不全になってしまうと「透析施設での血液透析を週3回、1回4時間程度」する必要があり、QOLはかなり下がると思われる、

www.fmed.jp

この糖尿病のリスクを下げるためには、食事・運動・睡眠の3大基本健康習慣であり、これらは妥協せずに意識高く守っていきたい。

関連自分の記事:

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肝臓

ビールと肝臓

体内最大の器官で、重さは1.5-3kgある。

何百種類もの仕事をこなす働きもので、工場、リサイクル施設、倉庫、廃棄処理施設すべてを合わせたような器官。それゆえ、肝臓病にかかったら重大な結果につながる。

肝臓がやっている仕事としては、下記などがある

  • タンパク質・炭水化物・脂肪の産生と分解
  • 腸から材料を受け取り、すべての栄養素を取り込んで、体の必要に応じてそれらをどう処理するか決める
  • ブドウ糖、脂肪、コレステロール、血液凝固に使うタンパク質をつくり出す
  • 胆汁を産生して胆嚢に貯蔵する。腸が脂肪を吸収する時にこの胆汁を使う
  • 薬物やアルコールを分解して無毒化、非活性化を行う
  • 使い古された赤血球を取り除く
  • 免疫系にも関与し、体を感染から取り除く

1人でこんだけ仕事しているSPOF(単一障害点)でもある肝臓の病気で最も多いのは、アルコール性肝疾患。原因はその名の通り、過度の飲酒。

自分は別にお酒は好きではなくて、飲み会などの人付き合いや「少量飲酒は体に良い」という情報を信じて仕方なくたまに飲んではいた。

ビール会社のサイトでも下記のような情報を載せている。

www.asahibeer.co.jp

でも、最近は以下のような研究結果も出ている。

news.livedoor.com

少量飲酒も実は体に良くないかもしれないよ という情報を知ってから、元々好きじゃないアルコールを摂取する必要性が自分の中で消え去ったので、もう3年近くは飲み会等でも一切アルコールを摂取していない。

別にお酒飲んでる人やお酒好きな人を否定しているわけではなく、自分はお酒苦手だから飲まないだけってことで平和に過ごしていきたいと思ってる。

フリーラジカルと抗酸化物質

ミトコンドリア
ここのテーマがこの本の中で一番好きな章。

書き出すとめっちゃ長くなりそうなので、また後日1つの別記事としてまとめようと思う。

// TODO: 書いたら記事へのリンク貼る

まとめ

この本を読むことで、将来自分の体に起こりうる障害に対策しやすくなったという学びがあった。

心臓病の10例中8例、後天性糖尿病の10例中9例、がんの10例中3例は、食事と生活習慣の改善によって防ぐことができるというデータもある。

偏った食事・座りっぱなしの生活で、肥満になるとリスクはかなり上がるので、今後も気をつけていきたい。

www.healthcare.omron.co.jp