kidoOooOoooOOom

ゲーム開発やってます

健康になることが目的じゃなくて、人生を楽しむために健康になる

健康マニア、何が楽しい

自分は健康マニアだと思うので、自分を否定する本を読んで何かを学ぼうかと思い読んでみた本。

まあ、書かれていることの大体は同意できるような内容なんだけど、本のタイトルで煽られている「健康マニアで楽しいか?」という問いには、

楽しいからやってるんじゃなくて、人生を楽しむために結果的に健康マニアになっている

と答えるかな。

同意できる内容

ハッピーに生きるためにはレジリエンスが大切

レジリエンスとは、最近では主に心理学で使われる言葉で、

レジリエンス (心理学) - Wikipedia

心理学におけるレジリエンス(resilience)とは、社会的ディスアドバンテージや、己に不利な状況において、そういった状況に自身のライフタスクを対応させる個人の能力と定義される

まあ例えるなら、ワンピースのルフィみたいに、いくら強敵にボコられても耐えて最終的には乗り越える力みたいな感じ。

先日読んだ GRIT にも関連する力。

kidooom.hatenadiary.jp

レジリエンスを鍛えることは人生楽しくすることにも通じると思うので、ここは同意。

心配性の人はテレビの健康情報を見るな

テレビの健康番組は基本的にはバラエティ番組なので、視聴者を楽しませることを目的に作られている。

「運動が大事」とか「バランスの良い食生活」などのつまらない正論とかを流しても視聴率取れないので、何かしら過激な内容に偏りがち。

自分は社会人になってからほとんどテレビは見てないんだけど、たまに実家に帰った時などに見るテレビの健康番組は見てて腹立つものが結構あった。

体に良い食事とかの特集番組で、平気でラーメンとかカツ丼とか糖質制限とかをオススメしてたりするので、これはテレビの言う通りに生きてたらヤバイなと感じた。

資本主義社会の健康情報なんて信じるのが馬鹿

まあ上のテレビに関する話に関連しているけれど、「XXは体に良い」という情報は資本主義的にCMになりやすくて、「XXは体に悪い」という情報は、そのXXを商売にしている人を困らせてしまうので情報が流れにくい。

特に、加工食品業界などは強い力を持っているので、自分で調べてみないと普段の食事の危険性に気づけなかったりする。。。

このフードトラップという本を読むと、加工食品業界の怖さが分かる。


同意できない内容

体にいいことばっかりやって仙人のような生活を送っていると、心が蝕まれる

そんなことはないと思った。

むしろ自分は、体に悪いこと = メンタルを悪くする というイメージだった。

例えば、「運動習慣」や「十分な睡眠」、「バランスの良い食生活」は体にいいことの典型例だけど、それらは心を蝕むどころかメンタルを安定させる効果が立証されている。

むしろ、体に悪いことは心も蝕ばまれていくエビデンスは大量にある。

project.nikkeibp.co.jp

www.philips.co.jp

www.lifehacker.jp

本の中で、「体に悪いことというのは大概、気持ちいいものです」と言っちゃってるのは怖いと思った。

喫煙やアルコール、砂糖の摂取など依存性・中毒性のことを「気持ちいいもの」と言ってしまっている気がするが、「目先の快楽(依存)を追う生き方」と「幸せな生き方」ってのを同列にしちゃうのは良くないんじゃかなぁと思う。

タバコを吸っている人がタバコをやめたら、ひょっとしたら2〜3年くらいはより長生きできるかもしれません

健康寿命に換算したら、2〜3年どころじゃあないだろうと思った。

タバコ起因のガンなどにかかった場合に、今の医療だったらそこそこ治療できるだろうけど、その間は2〜3年どころで済まないレベルの長い辛い闘病生活が続くかもしれないし、経済状況もかなり苦しくなると思う。

結果的に延命措置でなんとか命は繋ぎ止めても、ガンにならなかった時と比べたら健康な期間が10年とかそれ以上差がつくる可能性あるだろうし、その早まった寿命の2〜3年がもしかしたらかわいい孫との限られた時間を潰してしまうかもしれない。

まとめ

反論したくなるような内容もいくつか書いてあったが、自分が健康を意識する目的を改めて再認識するキッカケになったので、読んで全く損ではなかった。

余談だけど、この著者が何度もアピールしている「イグ・ノーベル賞受賞医師」という経歴が、ハロー効果となって正しいことを言ってるようなバイアスをかけているが、「イグ・ノーベル賞」を調べたら半分ジョーク入ってる賞だったので、なんか納得してしまった。

イグノーベル賞 - Wikipedia

「専門家だから・医者だから・有名な賞もってるから、正しい」というのは、危険なバイアスなので気をつけていきたいと思った。