会社でエレベーターを使わずに階段で15階まで登る利点を整理する
今度チーム内で自由題材LTをすることになったので、
「なぜ私は毎朝エレベーターを使わずに階段で15階まで上がるのか」
という題材で発表をするための資料を整理してみる。
頭を良くする物質「BDNF」の量が増える
前にも記事にしたこの本( 脳を鍛えるには運動しかない )に書かれていることで、運動をすると、脳を育てる肥料的な物質である「BDNF」の量が増えることが近年の研究によって分かってきている。
できれば毎日軽い運動するのが好ましいようなので、毎朝通勤の一部が運動になっているというのは個人的にとても嬉しい。
運動後の脳スキャンで有意な結果が出ている
何もしないでいると人間の脳は40才を超えたあたりから年に5%の割合で脳が縮んでいくらしい。
しかし、運動をすることで脳を縮みを抑えるだけでなく、むしろ大きくなることが近年のMRIなどの検査で割と簡単に観測できるようになっている。
階段を少し上るだけで、脳の若さを保てると判明している
下の記事にも書かれているように、MRIを使って大脳皮質のボリュームを測定した結果、毎日階段を2階分上がるだけで0.58歳分、脳が若く保てるという結果が出ている。
2階上がるだけで効果あるんだったら、毎日15階も上がってる更にそれよりも効果がありそうだと思われる。
(自分は朝だけじゃなく、昼や夕方にも休憩がてら階段運動しているので、ヘルスケアデータを見たら80階分ぐらい上がってることになっていた)
10分運動するだけでも脳のパフォーマンスがある程度向上する
下の記事にも書かれているように、たった10分ほど中程度の運動をするだけで、14%も脳の性能が上がる結果が出ている。
階段を15階分登るのは中程度の運動に相当するし、その後すぐに仕事に取り掛かることを考えると、数%の脳機能の向上は塵も積もれば大きくなるような効果を得られそう。
デメリット
メリットばっかり書いたので、最後にデメリットも一応書いておくと
- エレベーターよりも時間がかかる場合がある(ただし、これはエレベーターの混雑具合によって逆のケースもある)
- 夏などは、職場についた時点でかなり汗をかいてしまう(なので、汗対策は必要になってくる)
- 変人と思われる(自分は全然気にしてないので大丈夫)