「世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事」を読んでフルーツジュースを飲まなくなった
最近は自分自身の活動効率を上げるためのことを勉強していて、基本は「運動」「睡眠」「食事」の3本柱を中心に改善中。
その中でも「食事」に関しては本や情報源によって言ってることがバラバラで、同じ食品でも「健康にいい」「健康に悪い」が正反対の主張が書かれていたりする。
「その食品が合うかどうかはアレルギー体質など個人差がある」というのは事実っぽいので、とりあえず自分の食事の方向性としては、
- 統計的に健康に良いことがわかっている食品は積極的に摂取する
- 統計的に健康に悪いことがわかっている食品はなるべく摂取しない
- 誰かの個人的な主張や根拠の無いデータは気にしない
というのをしばらく続けてみようと思う。
そこで今回ちゃんと読んだのは下の本。去年買ったときにサラっと読んだけれど、改めて読み直したら忘れてる部分が多かったのでちゃんと記録しておく。
果物は糖尿病を予防するが、フルーツジュースは糖尿病のリスクを上げる
お酒を飲まない自分は、間違った健康意識でフルーツジュースや野菜ジュースをガンガン飲んでたりしていたが、それは逆に糖尿病のリスクを上げていたことを知り結構なショックを受けた。
ジュースへの加工の段階で食物繊維などが消えているので、果糖だけを抽出して摂取することになってしまい血糖値が上がってしまう。
野菜や果物は、その食品まるごと摂取しないと逆に良くないかもよ と改めて気づけたのは良かった。
地中海式の食事が健康に良い傾向にある
なんとなく知ってはいたものの、なかなか実践できていなかった地中海式食事。
改めてその研究結果などを学んでモチベーションが湧いたので、最近はこれをかなり意識している。
オリーブオイル、魚、野菜と果実をかなり食べるようにして、砂糖を含むお菓子や悪い油を使った料理はなるべく摂取していない。
以下は自分がとても参考にしているサイトの情報。
地中海式ダイエットで脳の働きがバージョンアップする | パレオな男
「地中海式ダイエット」の効果について知っておきたい3つのこと | パレオな男
「地中海式ダイエット」の有名論文が間違いだった!地中海式ダイエットって間違いなの?問題 | パレオな男
食品に含まれる「成分」だけを重要視しない
例えば、緑黄色野菜に含まれるβカロテンは、これだけを抽出して摂取した研究データによるとむしろ健康に悪いという結果が出ている。
しかし、βカロテンを含む野菜をまるごと摂取した場合はむしろ健康に良い結果になる。つまり、食品に含まれる「成分」単体を見て良し悪しを見るより、その「食品」全体を見ることが大切。
簡易まとめ
グループ1: 健康に良いことが複数の信頼できる研究で報告されているもの
- 魚
- 野菜と果実
- 茶色い炭水化物
- オリーブオイル
- ナッツ類
グループ2: 少数の研究で健康に良い可能性が示唆されているもの
- ダークチョコレート
- コーヒー
- 納豆
- ヨーグルト
- 酢
- 豆乳
- お茶
グループ3: 特にメリット・デメリットが報告されていないもの
- その他の多くの食品
グループ4: 少数の研究で健康に悪い可能性が示唆されているもの
- マヨネーズ、マーガリン
グループ5: 健康に悪いことが複数の信頼できる研究で報告されているもの
- 赤い肉と加工肉
- 白い炭水化物
- バターなどの飽和脂肪酸
ただこのルールを厳密に守り過ぎると、それはそれで摂取する食品の偏りができて体に悪そうなので、たまには許して多様性を作るのも大事かなぁと思う。