レベルアップのゲームデザイン 読書メモ LEVEL4

「レベルアップ」のゲームデザイン ―実戦で使えるゲーム作りのテクニック
- 作者: Scott Rogers,塩川洋介(監訳),佐藤理絵子
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2012/08/18
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 17人 クリック: 98回
- この商品を含むブログ (9件) を見る
LEVEL4 ゲームデザインドキュメント
ゲームドキュメントを作成するにあたって重要なガイドラインが示されている章。
もし、自分でドキュメントを作成・確認する機会があれば、またこの章を見直しながら作業をしたい。
ポイントを挙げると下記のような感じ。
- GDD(Game Design Document)は、ゲームで何が起こるかを正確に説明する十分な長さが必要である
- デザインは、ワンシート、テンページャー、GDDの順に進める事
- ワンシートは、ゲーム全体をシンプルに1ページにまとめた概要書である
- テンページャーはゲームの「全体を大まかに」カバーした概要書で、ゲームの背景となる要素を説明するドキュメントである
- テンページャーはいかにおもしろく読み易いものにするかが重要
- GDDでは、1にも2にもとにかくゲームプレイを重視する
- ゲームデザインは生き物である。常に変化し、絶え間なく流れ、突然変異し、そして進化する
最後に、ドキュメント作成を怠りがちな現場に対して重要な引用
実は、最終的にあなた自身が自分のGDDを読む必要が出てきます。ドキュメントの作成は、チームのメンバーだけでなくあなた自身も助けてくれるのです。「頭の中に」ゲームのアイデアをしまっておこうとすると、把握しておかなければいけないことがあまりに増え、やがてパンクします。そうなると、どんな素晴らしいアイデアだって簡単に忘れてしまいます。